こんにちは。山ノ井店の松本です。

忙しい日々の中にも少しでも自分の心のオアシスや糧になればと
本を読む時間を作っています。

といってもなかなか理想通りにはいかず遅々として読み進まない私ですが、、、

そんな私が最近読んだ本でとても感動した１冊を紹介します。

「ひと」　小野寺　史宜

わずか３年の間に両親を亡くし大学を辞めることになった

兄弟や祖父母もなく天涯孤独になってしまった２０歳の青年の１年間が描かれています。

彼の周りには優しい人、そうでない人

そして色んな考えの人たちがいます。

どれが間違ってるとか正しいとかでない。

でも見えない何かを意識し感じて考えて

１歩１歩確実に前に進んでいる主人公。

同世代の息子を持つ親としてとても感銘を受けました。

＊＊1人で頑張ることも大事。
でも頼っていいと言ってる人に頼るのも大事（本文より）＊＊

＊＊大切なのはものじゃない。形がない何かでもない。
人だ。人材に代わりはいても人には代りがない（本文より）＊＊

息子たちにも読ませたいなと思う１冊。

私の中で今年のベストかも。

おすすめです。