2015.04.23
台湾に。川口店花島です。
先週の末に台湾に行って来ました。
知り合いが「行くから一緒に行くか?」と言って頂いたので、漢方薬の勉強も兼ねて一緒に参加させてもらいました。
しかしその方は多方面で知り合いが多く、今回色々な人を呼んでいまして…(-_-)
現地台湾で「初めまして」の方々が多数ww
薬剤師の先生、漢方・生薬の卸業者の方、薬膳の先生といろいろなメンバーでなかなかおもしろい旅でした。
台湾の生薬メーカーである順天堂製薬の講義・勉強会などに参加させてもらいました。
発表している文献などの質疑応答あり、そして実際にかなり立派な田七人参・牡蠣・竜骨なども見る事出来ました。
また台湾は生活の一部に薬膳が浸透していました。
油化街という場所にはずらっと生薬販売のお店が並んでおり、活気にあふれていました。
そして当帰、決明子、枸杞、大棗など60種類以上の生薬が入っている薬膳火鍋なども食べる事が出来て、美味しいと勉強が一緒に出来たなーと感じました。
なかなか時間がなく、途中バタバタもしましたし、その分勉強になり、刺激になる旅でした。
また、台湾はものすごく親日で日本語がしゃべれる人、日本語が分かる人が多かったです。
なぜだろうと、台湾の歴史を少し調べました。
そこには日清戦争後に植民地として台湾を統治していた時代があり、その台湾総督府に後の日露戦争で活躍した児玉源太郎、乃木希典などがいた。
特に児玉源太郎は台湾に対して日本の領地の延長として考え、良心的な植民地政策を行ったとあります。
100年以上も前の事だが、台湾の人たちはこの施策にとても感謝し、今でもそれが残っていると。そしてこの親日精神が続いていると。
この事を知り、児玉源太郎という人のすばらしさを知り、同じ日本人として嬉しく、誇らしいと感じました。
その反面このように考え複雑な心胸でした。この児玉源太郎のように胸を張って「日本人である」と誇れる行動をしているだろうかと。
長々となってしまいましたが、色々な文化に触れ、色々と考える事が出来て、成長出来た旅であったなーと感じました。
それをまた日々の生活で活かせればなと感じているところです。